2017年7月2日日曜日

2017年上半期の振り返り

2017年上半期の振り返りをします。

学会発表・講演筆頭演者 2013年上半期16回  → 2014年上半期5回 → 2015年上半期9回(国際学会1回) → 2016年上半期10回  → 2017年上半期12回

講演(大学講義なども含め) 2013年上半期33回 → 2014年上半期33回 → 2015年上半期16回 → 2016年上半期20回  → 2017年上半期16回

書籍(編著) 2013年上半期 0冊 → 2014年上半期1冊(悪液質とサルコペニア) → 2015年上半期2冊 → 2016年上半期2冊  → 2017年上半期1冊

総説・書籍など依頼原稿 2013年上半期17本 → 2014年上半期21本 → 2015年上半期18本 → 2016年上半期13本  → 2017年上半期16本(1本は英語書籍のチャプター、1本は英語Editorial)

論文 2013年上半期0本 → 2014年上半期2本(英語、日本語1本ずつ) → 2015年上半期9本(すべて英語で筆頭原著2本、筆頭レター4本、共著レター3本) → 2016年上半期17本(筆頭論文はありませんが、英語原著4本、日本語原著1本、英語症例報告1本、英語レター11本)  → 2017年上半期 (英語原著筆頭3本、共著4本、日本語原著共著1本、英語症例報告共著1本)

日本リハビリテーション栄養研究会会員数  2013年6月30日2551人 → 2014年6月27日3542人 → 2015年6月29日4490人 → 2016年6月30日5101人  → 2017年7月2日5554人(学会化後の有料会員は265人)

Twitterつぶやき回数  2013年上半期867回 → 2014年上半期713回  → 2015年上半期572回 → 2016年上半期434回 → 2017年上半期423回

学会発表・講演筆頭演者は、今年も上半期で10回以上でした。一般演題の発表は少ないので、ほぼ依頼されたシンポジウムや講演です。他にも発表機会はなくても座長の依頼が増えました。今のところできるだけお引き受けするようにはしていますが、今後は時間の使い方として選択と集中が必要だと感じています。

講演は16回とピークより半減はしていますが、国内での講演はさらに半減させたいです。リハ栄養やサルコペニアに関して講演できる方は増えましたので、個人的には海外での講演であれば前向きに考えますが、国内での講演であれば基本的にすべてお断りのスタンスで行きたいと思います。すみません。

書籍は、高齢者の摂食嚥下サポートという書籍を出版しました。増刷も決まり、ありがたいことです。現在、3冊の書籍の編集に関わっていますが、かなりのエネルギーをとられています。今後、書籍出版にはあまりエネルギーを注がないつもりです。今後は書籍編集依頼があっても、内容によって辞退しようと思います。

総説・書籍など依頼原稿は、英語の書籍チャプターとEditorialを初めて執筆したのはよい経験でした。ただ、査読付き論文を優先したいので、今後は書籍チャプターの執筆は行わないつもりです。Editorialはまた機会があれば執筆することになると思います。

論文は、英語原著筆頭3本、共著4本、英語症例報告1本とまずまずのようですが、昨年と比較してレターを執筆しなくなったので、本数は少ないです。書籍チャプターとEditorialを含めれば、英語でのアウトプットは合計10本になりますので、このペースを今後も続けられればよい範囲だと思います。

上半期の大きな成果は、日本リハビリテーション栄養研究会を学会化したことです。すでにかなりの労力を使っていますが、今後も使いそうです。法人化に関しては若干手続きが遅れていますが、近日中には正式に一般社団法人にできると考えています。リハ栄養診療ガイドラインも系統的レビューがおわりました。

ツイッターでのつぶやき回数は、こんなものですね。英語論文紹介は以前より少ないと思いますが、今後もアラート機能で届いた中で、自分が気になった論文は紹介していきます。

下半期は、シンガポールでの講演が終わった他にも、9月にバルセロナのヨーロッパ嚥下障害学会ESSDでの講演、10月にソウルで第3回アジア・サルコペニアフレイル学会でのシンポジストなど、国際学会で話す機会があります。日本に引きこもらないで、英語で発信してアジアにもリハ栄養を広めたいと考えています。

以下、上半期の業績です。

(原著論文)
Wakabayashi H, Takahashi R, Watanabe N, Oritsu H, Shimizu Y. Prevalence of sarcopenia and its association with dysphagia in cancer patients who require rehabilitation. J Rehabil Med, doi: 10.2340/16501977-2253
Mori T, Fujishima I, Wakabayashi H, Oshima F, Itoda M, Kunieda K, Kayashita J, Nishioka S, Sonoda S, Kuroda Y, Yamada M, Ogawa S. Development, reliability, and validity of a diagnostic algorithm for sarcopenic dysphagia. JCSM Clinical Reports, in press
Yoshimura Y, Wakabayashi H, Yamada M, Kim H, Harada A, Arai H. Interventions for treating sarcopenia: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled studies. JAMDA 18: 553.e1–553.e16, 2017
Yoshida S, Matsushima M, Wakabayashi H, Mutai R, Murayama S, Hayashi T, Ichikawa H, Nakano Y, Watanabe T, Fujinuma Y. Validity and Reliability of the Patient Centred Assessment Method for Patient Complexity and Relationship with Hospital Length of Stay: a prospective cohort study. BMJ Open 7(5): e016175, 2017
Kokura Y, Wakabayashi H, Maeda K, Nishioka S, Nakahara S. Impact of a multidisciplinary rehabilitation nutrition team on evaluating sarcopenia, cachexia and practice of rehabilitation nutrition. J Med Invest 64: 140-145, 2017
Wakabayashi H, Matsushima M, Ichikawa H, Murayama S, Yoshida S, Kaneko M, Mutai R. Occlusal support, dysphagia, malnutrition, and activities of daily living in aged individuals needing long-term care: a path analysis. J Nutr Health Aging, doi:10.1007/s12603-017-0897-0
Wakabayashi H, Takahashi R, Watanabe N, Oritsu H, Shimizu Y. Prevalence of skeletal muscle mass loss and its association with swallowing function after cardiovascular surgery. Nutrition 38:70-73, 2017
齋藤正美、大塚吉則、若林秀隆:総合診療専攻医のリハビリテーションに対する意識と教育研修のあり方―質的研究―.理学療法科学32:301-306, 20174

(症例報告)
Saino Y, Wakabayashi H, Maeda K, Nishioka S, Hao T, Mimatsu K. Rehabilitation nutrition to treat a pressure ulcer in a malnourished patient with type 2 diabetes: a case report. Asia Pac J Clin Nutr, in press

(総説)
Wakabayashi H. Rehabilitation nutrition in general and family medicine. J Gen Fam Med, doi: 10.1002/jgf2.116
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害.日本サルコペニア・フレイル学会雑誌1(1)p29-33, 20176
若林秀隆:“だから”病棟でサルコペニアに気づく必要がある!エキスパートナース 33(8)p56-59, 20176
若林秀隆:サルコペニアって何?エキスパートナース 33(8)p54-55, 20176
若林秀隆:リハビリテーション栄養とは.モダンフィジシャン37p424-428, 20174
若林秀隆:サルコぺニアを病院で診断し治療する時代へ.モダンフィジシャン37p407-408, 20174
若林秀隆:サルコペニアとは何ですか?ニュートリションケア2017年春季増刊:栄養と運動の深イイ関係―リハビリテーション栄養:Q&A33+症例7p10-11, 20174
若林秀隆:サルコペニア肥満とは何ですか?ニュートリションケア2017年春季増刊:栄養と運動の深イイ関係―リハビリテーション栄養:Q&A33+症例7p12-13, 20174
若林秀隆:サルコペニアの診断基準はありますか?ニュートリションケア2017年春季増刊:栄養と運動の深イイ関係―リハビリテーション栄養:Q&A33+症例7p14-15, 20174
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害.食と医療   1(1)95-103, 20174
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション.ロコキュア 3p24-29, 20172

(著書)
【単著・編著】
若林秀隆:高齢者の摂食嚥下サポート -老嚥・オーラルフレイル・サルコペニア・認知症,新興医学出版社,20171
【分担執筆】
Wakabayashi H, Sakuma K. Comprehensive Approach to Sarcopenia and Cachexia Treatment. Sakuma K Edit: The Plasticity of Skeletal Muscle - From Molecular Mechanism to Clinical Applications, pp155-178, 20173
若林秀隆:リハビリテーション栄養.谷口英喜編著:術後回復を促進させる周術期実践マニュアル,pp231-24020174
若林秀隆:術前のリハビリで術後回復を促進させる.谷口英喜編著:術後回復を促進させる周術期実践マニュアル,pp80-8720174
若林秀隆:総合診療医に必須の,リハビリテーション栄養とサルコペニア.佐藤健太編:これが総合診療流!患者中心のリハビリテーション,pp82-9020173
若林秀隆:四肢・躯幹腫瘍の栄養療法.東口高志編著:やさしいがん患者の代謝と栄養管理~病態の変化に沿った実践法~,pp129-13220171

(学会発表・講演)
若林秀隆:サルコペニアに対するリハ栄養.第42回日本運動療法学会学術集会,横浜,20176
若林秀隆:透析患者でのサルコペニア・フレイル防止のためのリハビリテーション栄養~レジスタンス運動を中心に~.第62回日本透析医学会学術集会,横浜,20176
若林秀隆:高齢者の栄養管理―サルコペニアに対するリハビリテーション栄養管理.第59回日本老年医学会学術集会,名古屋,20176
若林秀隆:ロコモティブシンドロームと健康寿命の延伸―リハビリテーション栄養からのアプローチ.第54回日本リハビリテーション医学会学術集会,岡山,20176
若林秀隆:栄養・嚥下理学療法が目指すところ、期待するところ.第52回日本理学療法学術大会,幕張,20175
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害の診断と治療.第4回日本サルコペニア・悪液質・消耗性疾患研究会,神戸,20174
若林秀隆:脳卒中のリハビリテーション栄養.第42回日本脳卒中学会学術集会,大阪,20173
若林秀隆、上野理美子、渡邉直子、折津英幸:心臓血管術後に嚥下障害を認めた患者の前サルコペニアと嚥下障害の関連.第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会,岡山,20172
若林秀隆:要介護高齢者のEAT-10で評価した嚥下障害は、低栄養、ADLと関連する.第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会,岡山,20172
若林秀隆:CKDによるサルコペニアのリハビリテーション栄養.第7回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会,つくば,20172
若林秀隆:回復期リハ病棟でるいそうを増やさないリハビリテーション栄養管理とは.回復期リハビリテーション病棟協会第29回研究大会in広島,広島,20172
若林秀隆:サルコペニア・フレイル対策としての予防的リハビリテーション栄養.第20回日本病態栄養学会学術集会,京都,20171

(研究助成金)
若林秀隆:栄養状態がサルコペニアの摂食嚥下障害に与える影響の解明.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 195万円(内、間接経費45万円)、研究代表者

(その他:テレビ、ラジオ、雑誌、新聞)
荒井秀典、若林秀隆、葛谷雅文:高齢者診療にたずさわる全ての医療職が知っておきたいーサルコペニアとフレイル.週刊医学界新聞第3216p1-3, 2017320

若林秀隆:予防的リハ栄養の定義とケアプロセスを提唱ーサルコペニア・フレイル対策としての予防的リハ栄養Medical Tribune 50(7)p6, 201732日号

2017年5月22日月曜日

日本リハビリテーション栄養学会のご案内

横浜市大センター病院の若林です。
本日より日本リハ栄養研究会を日本リハビリテーション栄養学会に変更して、学会の入会手続きを開始しました。詳細は以下のフォームをご参照ください。
Facebookをしていなくても入会可能としました。
リハ栄養に関心のある皆様のご入会を何卒よろしくお願い申し上げます。

2017年3月20日月曜日

週刊医学界新聞:サルコペニアとフレイル

週刊医学界新聞第3216号2017年03月20日の座談会「高齢者診療にたずさわる全ての医療職が知っておきたい ーサルコペニアとフレイル」の記事がHPで公開されました。荒井秀典先生、葛谷雅文先生、若林で座談会を行いました。まとまった内容ですので多くの方に読んでほしいです。

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03216_01

2017年1月1日日曜日

2017年の目標

明けましておめでとうございます。2016年を振り返って、2017年の目標を考えてみました。2016年とあまり変わり映えしませんが…。

①感性を磨く
②英語原著・総説論文で合計10本以上執筆(筆頭、共著含め)
③海外で2回以上発表する(講演、一般演題含め)
④講演を50回以下に減らす

①2017年も感性を磨くことを最優先の目標にしたいと思います。昨年から学会・講演先で美術館・博物館・資料館などに行くことや日曜美術館を見ること、クラシック音楽を聞くこと(クラシック音楽館が主ですが)を心がけてきました。成果は不明ですが、今年も継続したいと思います。

②2016年はレター論文が多かったので、英語論文で20本以上という目標を達成できましたが、今年はあまりレター論文を執筆しない気がします。そのため英語原著・総説論文に絞って、2016年が10本でしたので10本以上を目標としました。リハ栄養を海外に広めるためにも必要だと考えています。

③海外で2回以上発表のうち1つは、7月1日にシンガポールで開催されるJSIP(Japan Singapore Inter professional Collaboration)でシンポジウムで発表します。もう1つは、12月にローマで開催されるCachexia Conferenceに一般演題を出したいと考えています。

④講演はやはり50回以下を目標にしました。学会での講演・シンポジウム(国内、海外とも)に関しても、日程調整が難しいものを中心に一部は辞退しようと思います。その他の講演に関しては申し訳ありませんが、原則としてお断りするというスタンスを継続させていただきます。

その他、個人の目標ではありませんが、日本リハビリテーション栄養研究会を法人化・学会化することと、リハ栄養診療ガイドラインとサルコペニア診療ガイドラインを出版することは、2017年の重要な課題です。すべて取り組み中ですので、2017年中に形にしたいと考えています。

定量化は難しいですが、リハ栄養のNST48(管理栄養士)、NMS48(言語聴覚士)、TNF48(看護師)の皆様が、論文執筆や国際学会発表をするための支援とMB(無茶ぶり)も継続して行います。各職種内でのリハ栄養のリーダーを増やすことも、リハ栄養の重要な課題ですので。