2016年1月11日月曜日

看護師向けのリハ栄養のTNF48プロジェクト

日本リハビリテーション栄養研究会では、管理栄養士向けのNST48プロジェクト、言語聴覚士向けのNMS48プロジェクトに続いて、看護師向けのリハ栄養のTNF48プロジェクトを立ち上げることにしました。

目的は以下の2つです。
①症例中心のディスカッションを通して、看護師によるリハ栄養の視点やアプローチの確立を図る。
②症例に関してはCAREに基づいて作成し、論文または国際学会での発表を目標とする。

参加要件は①看護師、②日本リハ栄養研究会会員、③TNF48グループ内で1例、症例提示できるの3点です。症例検討とアウトプット(論文執筆および国際学会での発表)を重視するグループにしたいと考えています。提示する症例はリハ栄養の視点で取り組んだものでも、取り組んでないものでもOKです。成功症例でも失敗症例でも、過去症例でも現在症例でもOKです。

組織体制は、リーダーが建宮実和さん、永野彩乃さん、古谷房枝さんの3人です。3人の頭文字でTNFです(笑)。顧問は荒木暁子さん、森みさ子さんで、プロデューサーが若林です。また看護師向けのリハ栄養書籍をこのプロジェクトで作る可能性があります。

参加方法ですが、Facebookのメッセージで吉田朱見さん宛にTNF48入会希望、所属先、メールアドレスを送付してください。吉田朱見さんと友達でない場合には友達申請も行ってください。その後にリハ栄養のTNF48のFacebookグループに登録されます。登録まで数日以上かかる場合もありますが、ご了承ください。
https://www.facebook.com/akemi.yoshida.77

日本リハビリテーション栄養研究会会員の看護師の皆様のご参加をお待ちしています。よろしくお願い申し上げます。

2016年1月1日金曜日

2016年の目標

2015年を振り返って、2016年の目標を考えました。3つに絞りました。

①感性を磨く
②英語論文を20本以上執筆(筆頭、共著、レター含め)
③講演を50回未満に減らす

①は定性的でSMARTなゴールでなくて申し訳ありませんが、今の自分には感性を磨く機会を数多く作ることが大事だと感じています。出張先で美術館や博物館に行く、クラシック音楽を聴く、ワインと食を学ぶなど、受身的なことが多いですが、今までと時間の使い方を変えてみます。

②は無謀にも見える目標ですが、2015年で筆頭9本、共著11本と20本の英語論文を執筆していましたので、2015年より低い目標を自分に課すことはできませんでした。また、1本はインパクトファクター5以上の雑誌(JCSM)への掲載を目標とします。すべてリハ栄養でPubMed収載、IFありが条件です。

実際には自分が筆頭で執筆できるリハ栄養の英語論文は4本程度だと考えています。レター論文に関しては自分が筆頭ではなく、リハ栄養のNST48やNMS48メンバーなどに筆頭著者をお願いする予定です。英語でのレター論文執筆が、学習と成長の機会になるという判断です。

今までは英語原著論文を最初から執筆することを推奨していました。でも英語で執筆するのであればレター論文→症例報告→原著論文の順番に書くほうが実現可能性が高いと感じています。今後はリハ栄養のレター論文や症例報告の執筆支援により力を入れたいと考えています。

③は実は難しいです(笑)。現時点ですでに40回程度、講演と学会発表の予定が入ってしまっています。つまり今後の講演依頼は、原則としてお断りさせていただきます。全国学会の一部と国際学会のみ、リハ栄養で日程調整があえばお引き受けします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

今までは書籍や国際学会発表も目標にしていましたが、今年はやめました。リハとリハ栄養の書籍は今年中に2冊、出版予定です。ただ次の書籍はリハ栄養ガイドラインにしたいと考えていますので、ガイドラインができない限り出版しないということになります。英語論文を優先します。

国際学会でも必ず1-2回以上は発表しますが、これも英語論文執筆のほうが大事ですので、目標にはしないことにしました。むしろリハ栄養のNST48やNMS48メンバーが国際学会で発表するための支援を主に行いたいと考えています。メンバーの発表が私の成果だと思って頑張ります。