2012年11月11日日曜日

長寿NSTニュースレターVol13

長寿NSTニュースレターVol13で、摂食嚥下障害:栄養とリハビリテーションが取り上げられています。内容的には、サルコペニアの嚥下障害の評価と対応であり、まさにリハ栄養です。

http://www.ncgg.go.jp/hospital/pdf/top/tyoujunst13.pdf

以下、上記HPから一部引用させていただきます。

嚥下障害の原因として、脳血管障害による麻痺が最も多いことはよく知られています。その次に多いのがおそらく筋萎縮になると思います。筋萎縮の原因は、禁食などによる廃用性筋萎縮、不適切な栄養管理によるstarvation、加齢により生じる筋肉減少症であるサルコペニア、癌や慢性閉塞性肺疾患などに伴うcachexia、筋萎縮性側索硬化症といった神経内科的な筋疾患などがあります。

原因によって筋萎縮への対応は異なりますが、高齢者の場合、多くの原因を重複していることが少なくありません。さらに嚥下障害は筋肉の衰えからくることもあり、痩せてくれば、当然、筋萎縮による嚥下障害が起こる可能性が高まりま
す。そこで、何が原因で筋萎縮が起こっているかを見極めて、それに見合った栄養管理、リハビリテーションを行うことが、これからの超高齢社会に向けて重要になります。

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