2012年4月19日木曜日

理系のためのクラウド知的生産術

堀正岳著、理系のためのクラウド知的生産術、ブルーバックス1753を紹介します。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2577534

ブルーバックスの上記書籍紹介よりも、下記のブログ解説のほうが詳しいです。

http://lifehacking.jp/2012/01/researchers-cloud-hacks/

医療人はクラウドサービスの活用があまり得意ではありません。メール処理や学会発表・論文執筆の準備・作成にかなりの時間を注いでいる医療人も少なくないのではと思います。私も例外ではありませんが…。しかし、メール処理=仕事の成果とは限りません。

この書籍ではGメール、ドロップボックス、エバーノートの3点を中心に、無料でも活用できるクラウドサービスを紹介しています。これらを上手に活用することで、メール処理や論文執筆などにかける時間を大幅に削減することが可能です。文献管理クラウドサービスのメンデレイなども紹介されています。

全体に初心者~初級者向けにわかりやすく解説されていますので、クラウドサービスが苦手な医療人でもとっつきやすく、おすすめです。時間管理はとても重要です。ネット対応にかける時間を少なくすることでできた時間を、仕事やプライベートに回せば成果やQOLが上がると思います。

ただ、一度にいくつものクラウドサービスを導入するのは難しいです。これらのクラウドサービスを活用していない方は、Gメール、ドロップボックス(私はシュガーシンクですが)、エバーノート、メンデレイの順番に1つずつ導入してみてはいかがでしょうか。私はエバーノート以外使っていますので、エバーノートに挑戦してみます。

目次
第1章 クラウドサービスを使った仕事環境
第2章 メールに振り回されない環境をつくる
第3章 手間をかけない論文管理法
第4章 アイデアをなくさない情報整理法
第5章 クラウド上で論文を書く
第6章 時間も空間も超えるコラボレーション術
第7章 細かい時間を稼ぐテクニック集

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