2011年12月9日金曜日

日本リハ栄養研究会のポジショニング


日本リハ栄養研究会のポジショニングについて考えていることを記載します。
日本摂食・嚥下リハ学会や日本静脈経腸栄養学会と何が違うのかと思っている方もいらっしゃるかもしれません。そもそも巨大な学会と小さな研究会を比較すること自体、無謀な話ですが…。

日本リハ栄養研究会の特徴は名称の通り、リハ色と栄養色の両者が濃いことです。1日エネルギー消費量の計算式:基礎エネルギー消費量×活動係数×ストレス係数でいえば、関心が高いのは基礎エネルギー消費量と活動係数の2つです。

ストレス係数に関心が高いのが、日本静脈経腸栄養学会だと思います。一方、リハ色は薄いので、活動係数にはあまり関心が高くないと感じています。運動栄養・スポーツ栄養に関する演題もあまりありません。今度、PT・OT・ST・DHの参加が増えて「リハ部会」ができることを期待していますが、「リハ部会」と日本リハ栄養研究会は別の組織です。

日本摂食・嚥下リハ学会は、摂食・嚥下リハと嚥下調整食への関心は高いです。一方、サルコペニアによる嚥下障害を改善させる栄養管理という視点の発表はあまりありません。嚥下調整食を除くと、栄養関連の演題は少ないと思います。食環境や栄養状態を重視はしていますが、これがメインではないと感じています。

上記の図には載せていませんが、日本スポーツ栄養研究会とのポジショニングの違いもあります。日本スポーツ栄養研究会は主に健常者の運動栄養学、日本リハ栄養研究会は障害者・高齢者の運動栄養学と、対象が異なります。もちろん日本スポーツ栄養研究会から学べることは多いと感じています。

日本リハ栄養研究会の構成メンバーは、栄養に関心をもつPT・OT・ST・DH、リハに関心をもつ管理栄養士、リハ栄養に関心をもつ医師・歯科医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・他となります。こういった人たちの、顔が見えてFacebookで交流できるコミュニティにしたいです。この点でもポジショニングが異なると考えます。

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