2011年2月3日木曜日

体験演習で具体的に学ぶ‐リハビリテーション栄養の新しい実践

「体験演習で具体的に学ぶ‐リハビリテーション栄養の新しい実践:栄養ケアとの併用療法でリハ効果を高める」という日総研セミナーを東京、名古屋、大阪で開催させていただくことになりました。下記HPで案内、申し込みが可能です。

http://www.nissoken.com/s/13076/index.html

参加料は正直安いとは言えませんが、リハ栄養に関してこれだけ体系的に学習できる機会は、現時点では他には全くないのが実情です。そのため、今回セミナーを担当させていただくことにしました。

それなりに講義も行うことになりますが、なるべく小グループ学習、参加型学習に重きを置くようにしたいと考えています。また、少人数制なので参加者と顔が見えるネットワーク作りをしたいと思います。

看護師はもちろんですが、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、歯科衛生士、歯科医師、医師、介護福祉士、社会福祉士など多職種の方に参加していただけるとありがたいです。よろしくお願い申し上げます。

以下、上記HPからの引用です。

開催日程

東京地区:
2011年4月17日(日)10:00~16:00
会場:フォーラムミカサ

名古屋地区:
2011年6月11日(土)10:00~16:00
会場:日総研G縁ビル研修室

大阪地区:
2011年7月10日(日)10:00~16:00
会場:田村駒ビル

参加料
 一般:18,000円(1名につき・消費税込)
 会員制・定期刊行物の年きめ購読者は
 一般料金から3,000円offでご参加いただけます

ねらい

 重度の栄養障害や不適切な栄養管理であることが認識されずに、積極的な筋力トレーニングや長時間の機能訓練が実施されて逆効果となっていることがあります。また飢餓状態で運動療法を行っても、栄養管理が不十分なら筋肉量はかえって減少し、ADLも低下したままとなります。病棟でのADL低下、易疲労性の原因の1つは栄養障害です。リハビリテーションはやみくもに行ってもかえって逆効果になることがあり、栄養管理の併用が必要です。
 本セミナーでは、リハビリテーション栄養という新しい考え方と実践について、演習を交えながら紹介します。

プログラム

1.リハビリテーション栄養の基本概念
 (リハビリテーションの基本知識・栄養の基本知識)

2.サルコペニア
 (骨格筋減少症、筋肉減少症)の評価と介入

3.リハビリテーションで問題となる栄養不良

4.リハビリテーション栄養管理

5.リハビリテーション栄養における看護師の役割

6.NSTとリハビリテーション栄養

7.疾患別リハビリテーション栄養の実際
  廃用症候群、脳卒中、脳外傷、脊髄損傷、脳性麻痺、
  パーキンソン病、末梢神経障害、筋萎縮性側索硬化症、
  多発性筋炎・皮膚筋炎、誤嚥性肺炎、褥瘡、肥満、糖尿病、
  大腿骨頸部骨折、関節リウマチ、SLE・強皮症、変形性関節症、
  がん、終末期がん、リンパ浮腫、慢性閉塞性肺疾患、
  慢性心不全、肝不全、慢性腎不全、下肢切断、熱傷、
  認知症、後期高齢者、神経性食思不振症

8. 演習
 グループワークで、リハ栄養アセスメントとリハ栄養ケアプラン立案のケーススタディを行います。
 リハビリテーション栄養がどのようなものか実際に体験していただきます。

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