2010年10月10日日曜日

ビジネスパーソンの時間割‐集中とアイディアを生む時間投資術

エドワード・M・ハロウェル著、田口未和訳、ビジネスパーソンの時間割‐集中とアイディアを生む時間投資術、バジリコ株式会社を紹介します。アマゾンでは中古品を50円から購入できます。

http://www.basilico.co.jp/book/books/9784862381491.html

まずは上記HPにある書籍内容の紹介を引用させていただきます。

内容 「忙しくなければいけない」と思い込んでいませんか?
「携帯を手放せない」「いつも焦っている」誰にでも当てはまる現代人特有の「忙しい」病。
医師である著者はあるとき、このような現代人の症状が、自らの専門分野である「注意欠陥障害(ADD)」(遺伝的に発生)の症状とよく似ていることに気がついた。
このスパイラルから抜け出すには、時間を質的に管理することが必要である――
「注意欠陥障害(ADD)」の専門医が、ADDの治療・対処の経験から、現代人の「忙しい病」の害を説明し、その対処法と、さらにはスピーディーな情報化社会をうまく味方につける方法を提案! 
専門医が教える、ビジネスパーソンのための、究極の現代生活スケジューリング術。

私も他人事とは言えませんが、純粋に仕事が忙しいこと以外に、テレビ、ゲーム、メール、携帯、インターネット(ブログ、ツイッター、ミクシィなど)などのたくさんの時間をとられていませんか?自分なりの意識やルールを持って自分が活用していればよいですが、逆に使われてしまっている要素はありませんか?

携帯、メール、インターネットなしでは仕事も遊びも成立しにくいので、これらなしの生活は私には考えられませんが、一方でこれらに依存、中毒のようになってしまっては、かえって忙しすぎてゆとりのない生活になりかねません。純粋に仕事のみで1日16時間以上勤務しているような人は別ですが…。

この書籍では、自分の一番大切なことが何かを見つけてそれに時間をかけることの重要性が繰り返し紹介されています。自分の一番大切なことを見失っている場合と、大切なことはわかっていてもそれに時間をかけることを見失っている場合があります。

第28章には現代生活をうまく管理するための10原則が紹介されていますので、簡単に引用します。

1 自分にいちばん大切なことが何かを明らかにし、それを実行する。
2 ポジティブな感情環境を作る。人間関係の構築が最もよい方法。
3 リズムをつかむ。賢い時間管理と1日の計画作りから始め、それが見つかるまで調整する。
4 自分の時間をどう投資するかに意識的に注意を向ける。
5 スクリーンサッキングで時間を浪費しない。
6 できる限りゲンメルスマーチを減らす。
7 不得意なことは人に頼む。効果的に相互依存する。
8 スローダウンする。立ち止まって考える。
9 消耗しない。効果的なマルチタスキングが意味することを学ぶ。
10 遊ぶ。

よくわからない用語もあるかと思いますが、まずは自分の大切なものを見つけ時間を注ぐことが最も重要です。もっと時間があればこんなことがしたいなあと本気で思うことは、早々に時間を作ってやるべきです。本気で思わないのであれば構いませんが、人間の一生の時間は限られています。私の75歳までの残り時間は、18396000分です。このことはもっと真剣に考えるべきでしょう。

この書籍を読んでいて思ったのは、ドラッカーの経営者の条件に出てくる成果を上げる人の習慣です。時間管理、貢献、集中、強み、成果を上げるような意思決定。やはりこれらが大切なんだと改めて認識しました。

ということでいつかブログを書くことが自分にとって重要でなくなったら、その時はやめるかもしれませんのでよろしくお願いいたします(笑)。

2 件のコメント:

  1. ひら ななこ10/10/2010

    50円で購入しました。読めたらご報告させてください。

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  2. どうもありがとうございます。忙しい自分を振り返ってこれでよいのか時々再考するのが大事だと思います。

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