2010年4月22日木曜日

SCAMPERによるアイデア創出法

今日は、SCAMPERによるアイデア創出法を紹介します。
アイデアをたくさん出したいときにもっともよく用いられる方法は、ブレインストーミングだと思います。ただ、ゼロからアイデアを考えるのが難しい場合には、何かをSCAMPERに基づいて考えるのが有効かもしれません。

SCAMPERとは、ボブ・エバールによって開発された強制連想型アイデア発想ツールで、以下の頭文字をくっつけたものです。

S = Substitude:代用する
C = Combine:結合する
A = Adapt:適用する
M = Modify:修正する
P = Put to other purposes, users:転用する
E = Eliminate:除去する
R = Rearrange, Reverse:再配列する

もとは48~49項目の質問がありますが、それでは覚えきれないので、SCAMPERと覚えるほうがよいかと思います。モノの活用法、考え方、組織運営などに利用できると考えます。ブログのネタ作りの参考にもなるかもしれません…。

この中で最も強力なツールは、結合することだと私は考えています。リハビリテーション栄養は当然ですが、リハと栄養を結合させたものです。結合することで、モノの見方や考え方が広がりましたし、質と成果も向上したと感じています。

何と何を結合させるかがその人の腕の見せ所になります。試行錯誤でいろいろと結合させてみて、よさそうなものを試しに深く掘り下げてみるのがよいと思います。

例えば、リハ、栄養、看護、薬剤、放射線、臨床検査、歯科、緩和、感染、安全、褥瘡、呼吸、循環、排泄、嚥下などをすべての組み合わせで結合させてみて、よさそうなものを掘り下げてみるのはいかがでしょうか。

ちなみに48項目の質問リストは下記のHPで確認できます。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0804/15/news007_2.html

0 件のコメント:

コメントを投稿